ここ数年ブログをVPSのconohaで運用していきていて特に不都合はなかった。

あるときネットであたっていると、Nginxよりも速いといわれるOpen Lite Speedというwebサーバーがあるのを発見。これをVPSに新たに導入してNgnix/Kusanagiで作ってあるブログを移行しようという魂胆。

導入を始めたところ、かなり初歩的なところで躓いてしまった。webサーバーの機能の設定はweb上で出来るのだが、その管理サイトへなかなかアクセス出来ない、という躓き。http://virtual-host:7080 ないし http://virtual-host:8088への疎通が不可。firewalldやselinuxの設定も問題ないのだが、なぜか不可。

open lite speedとwordpressの導入、設定を自動的に行う1-Clk Installというシェルスクリプトもあり、これも試してみたがやはり管理画面に行けない。

それでも挫けず、導入にトライしているなか、魔がさしたというか本チャンで運用しているブログサイトが格納されているVPSを削除してしまった。

がびーーーーん

一瞬叫びそうになったがなんとか抑えた。そうだデータベースとファイルはバックアップがとってある。それにwordpressのexportツールを使って設定もバックアップしてある。慌てることはない。と思いなおし今度は復旧作業へ。
今度は今までのブログと同じ環境のCentos7+KusanagiにてNginxをwebサーバーとして選んで導入。導入後初期設定を済ませ、いよいよWordpressの導入。これはオプションを対話形式で選んで進める導入でIT素人の自分には便利だ。wordpressも無事導入。onamae.comにてドメインの設定後、サイト名とIPを紐づけたのち今度はletsencryptの設定。これも比較的すんなり完了。

次はいよいよ復元作業

まずはデータベース。こんなコマンドでバックアップファイルから復元

 mysql -u root -p wordpress < db_backup.sql

これも完了。

今度はwordpressのファイルの復元。

tar xvzf 2017-20180613.15302.tar.gz

で結果解凍されたのは2017というフォールダのみ。中を見てみるとすべて画像ファイル….

つまりバックアップスクリプトの記述が、2017年のフォールダだけバックアップするという内容になっていたらしい。これは酷い…

仕方ないので、復旧を完結すべく次にWordpressのインポートツールを使い、2008年からスタートしているWPのコンテンツのインポート。これは問題なく終了。最後にまだWPのプラグインが導入未了なので、これを導入してひとまず完了。

最後にDBとファイルのバックアップの処理をコマンドライン上でスクリプトを作り(模倣して)運用していたので、これを今度は間違いなく実行すべく再度設定を行った。しかしこれがなかなかうまくいかない。結局WPのプラグインであるUpDraftPlusというツールを使いバックアップを設定。バックアップ先は今まで通りGoogle Drive。

このツール、googleのアカウントを持っている人はかなり簡単に設定を行えるのでお勧め。下の画像が私のgoogle driveないにバックアップされたファイル。写真などのデータはファイル量が理由か二つのファイルに分割されている。

投稿者 nobby

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