blogサイトとし使用していたドメインにメールサーバーを立てた話。このOCIインスタンスのストレージ最大容量は50Gbでメモリーは1Gb。OSはUbuntu22.04。以下は設定を終えたサーバーをメールクライントのサンダーバードを使用して利用している証拠の画像。

メールサーバーを立てるきっかけは、購読しているLinuxbabeという中国人が運営しているLinuxを扱うサイトのメーリングリストから、サーバー構築の以下のニュースが流れてきたため。

     https://www.linuxbabe.com/mail-server/setup-basic-postfix-mail-sever-ubuntu

サイトでは以下の15の項目ごとにチュトリアルを展開している。

  1. Setting up a basic Postfix SMTP server
  2. Set up Dovecot IMAP server and TLS encryption
  3. Create Virtual Mailboxes with PostfixAdmin (MariaDB/MySQL, PostgreSQL)
  4. Creating SPF and DKIM record to get through spam filters
  5. Setting Up DMARC to protect your domain reputation
  6. 7 Effective Tips to Stop Your Email From Being Marked as Spam
  7. Install Roundcube Webmail on Ubuntu (MySQL/MariaDB, PostgreSQL)
  8. How to Host Multiple Mail Domains in PostfixAdmin
  9. Blocking Email Spam with Postfix
  10. Blocking Email Spam with SpamAssassin
  11. Setting Up Amavis and ClamAV on Ubuntu Mail Server
  12. How to Secure Email Server Against Hacking with Self-hosted VPN Server
  13. How to Bypass Email Blacklists
  14. (optional) Enable and Configure Postscreen in Postfix to Block Spambots
  15. Automatic IP and Domain Warm-up For Your Email Server

自分が実行したのはまだ1、2と4まで。3のバーチャルメールボックスについては、このサーバーのユーザーは自分以外は想定していないので今後とも設定する予定はない。

PostfixとDovecotの設定は基本的にインフラの設定なので、書かれている通り淡々とconfファイルなどを所定の場所に書き込んでいくだけ。ただ設定するファイルが多いので誤設定、誤字なども発生する。想定通り動かない場合は設定ファイルを細かく見直していくことになる。

今後はSpamメール対策なども設定していきたい。

投稿者 nobby

“OCI Free Tierインスタンスにメールサーバー” に1件のフィードバックがあります
  1. 自ドメインをホストとするメールサーバーの運用について、そのドメインの使用を中止した場合(例えば死亡した場合)別の誰かがそのドメインを取得する可能性がある。からくりは良く分からないが別の誰かは自分が運用していたメールの内容などを入手できる。よってこのリスクを避ける必要があるそうで、そのメールサーバーの運用を中止するため本日まずはDNSレコードの中でメール関連のレコードを無効にした。またVPSに設置したメール関係のツール、プログラムも追々削除する予定。

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