ラズパイPicoを使っての開発進捗も乏しい中、衝動買いでESP32-Wroverなるマイコンボードを買ってみた。
Arduino IDEを同社のサイトからダウンロード、導入して起動すると以下のようなプログラム画面になる。
何はともあれ最初はLチカということで、ボードメーカーのFreenove社の方で用意しているWrover Board用のFNK0060というスケッチをダウンロードして、その中にあるLED点滅するためのスケッチを開いてみた。
これをコンパイルしボードに書き込みLED点滅を確認した。
老眼(近視)のせいで虫眼鏡を使わないとピン番号が読めないところが苦しい。
さて次はカメラを搭載しているモデルなのでvideo streamingのプログラムを動かしてみる。Freenove社が提供するサンプルスケッチにはVideo Webserverというプログラムが用意されているので、無線LanのSSIDとパスワードを書き加えるだけでstreamingができる。コンパイルと書き込みが正常に終わるとシリアル通信画面に以下のメッセージが表示される。
表示されたIPアドレスをブラウザーに入力するとキャプチャーが始まる。
似たようなプログラムでCamera Web Serverというプログラムも用意されているので試してみた。
プログラムのコンパイルと書き込みが成功すると、”WiFi connected”とかストリーミングするIPアドレスがシリアルモニターに表示される。そのIPアドレスをたたくと以下のようにストリーミングが表示された。
左側でカメラのコントロールができるようだ。またスマホからも以下のように表示ができた。
さて今回の一つの大きな目標はの一つが監視カメラシステム製作なのだが、RaspberryPiで構築したような便利な動体検知のツールはFreenove社では用意していない。したがってネットを検索して探しているがいまだそのように自分の要求を満足させるシステムは見つかっていない。
モーションセンサーが手元にあるので、これを利用して動体検知したら、カメラの画像を取得しLineへ画像送信とともに通知するというプログラムは見つけた。ただし配線のせいかあるいはコードに間違いがあるのか画像送信や通知が出来ていない。